« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月30日 (土)

中信旅行記 vol.28

ヨッシーです。今週末は愛車が車検なので、一先ず紅葉巡りはお休みです。代車では遠出する気分にもなれないので、自宅と車検場の間にある史跡に立ち寄ることにしました。

Pa3000072

写真は、松本市新村にある物くさ太郎伝承地に立てられた…いや腰掛けて頬杖をついている物くさ太郎の像です。

物くさ太郎は、御伽草子に登場する出世物語の主人公です。その内容は、信州一の物くさ者であった太郎が厄介払いに京都に奉公に出されたところ、当地で力量を認められて貴族の娘と結婚し、天皇より信濃国主に任命されて信州に帰郷するというものです。太郎が住んでいた「信濃国筑摩郡あたらし郷」は、現在の長野県松本市新村(にいむら)であると考えられており、当地には太郎の時代から子株(ひこばえ)の代替わりが続いていると伝わる桜が残されていました。

物くさ太郎は、安曇野神話の主人公・泉小太郎(2008.10.4訪問)と並ぶ「安曇野の二太郎」の一人として中信地区の人々に現在も親しまれています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月24日 (日)

南信・東信旅行記 vol.2

ヨッシーです。今日は、茅野市にある横谷渓谷に行ってきました。横谷渓谷は、諏訪湖に注ぐ上川の上流にあって、途中に大小複数の滝を持つ自然豊かな散策ポイントです。

横谷渓谷へは渓流の北側を走る国道299号線(メルヘン街道)から入るのが一般的ですが、ヨッシーは渓流の南側も見てみたかったので県道191号線を登って渋温泉から渓流を渡って国道299号線に入るルートを走りました。

10月24日

自宅 →(塩尻IC~諏訪IC)→ 御射鹿池・横谷渓谷・白樺湖(茅野) → 御泉水自然園(立科) → 大河原峠・旧中込学校(佐久) →(三才山トンネル)→ 自宅

Pa2400032

写真は、県道191号線の明治温泉の入口付近にある御射鹿池です。池とは言っても御射鹿池は自然の池ではなくて、農業用の貯水池として昭和8年(1933年)に造られた人造池です。

池の際まで迫った木々が水面にくっきりと映った様子は、まるで万華鏡を通して見ているように幻想的でした。また、この景色は画家・東山魁夷をも魅了したようで、名画「緑響く」のモデルになったとも言われています。

御射鹿池は、地元の人にしか知られていないマイナーな池ですが、一見の価値は十分にあるヨッシー一押しのビューポイントです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月23日 (土)

北信・中信旅行記 vol.2

ヨッシーです。急に秋も深まって、信州に紅葉の季節がやってきました。そこで今週末からはシーズン中、県内の紅葉スポットを巡ることにしました。

今日は、長野市にある戸隠神社奥社近くの鏡池に行ってきました。紅葉シーズンはマイカーの乗り入れが禁止されているので、中社の駐車場に車を停めてシャトルバス(1日500円)で移動しました。

10月23日

自宅 →(塩尻北IC~長野IC)→ 鏡池・戸隠神社奥社(長野) → 霊松寺(大町) → 安曇野蝶ヶ岳温泉(安曇野) → 自宅

Pa2300172

写真は、鏡池の水面に映った紅葉と戸隠山(標高1,904m)です。標高1,200mの戸隠高原にある鏡池は、風が止むと名前のとおり水面が鏡のように静まり返って山の木々や稜線をくっきりと映し出していました。

鏡池を左手に見ながら約3kmの散策路を進むと戸隠神社奥社の随神門(2008.4.13訪問)に到着します。随神門から奥社本殿に向かう約3kmの参道脇には樹齢400年を超える杉の巨木が立ち並び、こちらの景色も圧巻です。只、こちらの参道の人混みがまるで初詣のような賑わいで、参拝するのに2時間待ちの状態だったのには驚きました。現在、JR東日本のCMで吉永小百合さんが戸隠神社奥社の杉並木を歩いている様子が放映されていますが、このCMの影響だとしても異常な込み具合でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月11日 (月)

奈良旅行記 vol.9

ヨッシーです。奈良旅行の最終日は、県西部の史跡を巡りました。橿原から大和高田、葛城に至る地域には、飛鳥・藤原宮と難波宮(大阪)を繋ぐ街道(横大路、長尾街道、竹内街道)が走っていて、大化の改新以降、最も人の移動が盛んな場所でした。

横大路沿線で最も発展した集落では今井町(橿原市)が有名です。当地は戦略的に重要な場所であったためしばしば外部勢力の侵攻に遭っており、その対策として自ら町の周囲に堀を廻らせた自衛都市として発展しました。

10月11日

葛城・発 → 當麻寺・相撲館けはや座・博西神社・柿本神社(葛城) → 不動院・常光寺(大和高田) → 今井まちなみ交流センター・高木家住宅・河合家住宅・西光寺・蓮妙寺・旧米谷家住宅・音村家住宅・上田家住宅・山尾家住宅・吉村家住宅・順明寺・八幡神社・今西家住宅・春日神社・豊田家住宅・称念寺・中橋家住宅・豊太閤本陣跡・正蓮寺・人麿神社・吉楽寺(橿原) → 百済寺・讃岐神社(広陵) → 富貴寺(川西) → 広瀬神社(河合) →(法隆寺IC~天理IC・亀山IC~塩尻IC)→ 自宅

Pa1101372

写真は、相撲館けはや座の隣にある蹴速塚です。蹴速塚は、相撲の開祖・当麻蹴速のお墓と伝えられています。

当麻蹴速は、大和時代の初期において都で最も怪力を誇った人物であり、当時の垂仁天皇からも一目置かれた日本初の力士です。あまりの強さから近隣には敵う相手がおらず、垂仁天皇は全国に蹴速に敵う力士を求めました。これに名乗りを挙げたのが出雲国(島根県)の野見宿禰であり、垂仁天皇7年7月7日に大兵主神社(2010.10.9訪問)の境内にて日本初の天覧相撲が行われました。結果は、野見宿禰に敗れて死亡してしまいますが、勝者の野見宿禰とともに相撲の神様として相撲神社(大兵主神社摂社)に祀られています。

もう一人の神様・野見宿禰のお墓は、兵庫県の龍野公園(2009.1.2訪問)にあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月10日 (日)

奈良旅行記 vol.8

ヨッシーです。奈良旅行の2日目は、県南西部の史跡を巡りました。今日のメインは、明日香の古墳群と橿原神宮です。昭和の大発見と呼ばれる高松塚古墳とキトラ古墳はすぐ近くにあって、この辺りを歩いていると明日香にある丘全てが貴重な古墳のように見えてきました。

10月10日

五條・発 → 維新歴史公園・丹生神社・賀名生の里・栄山寺・御霊神社(五條) → 高鴨神社・安楽寺(御所) → 光雲寺・壷阪寺・宗泉寺(高取) → キトラ古墳・於美阿志神社・高松塚古墳・橘寺・川原寺・伝飛鳥板蓋宮跡・石舞台古墳・岡寺・治田神社(明日香) → 久米寺・橿原神宮・神武天皇陵・藤原宮跡(橿原) → 神の牧温泉(上牧) → 葛城・泊

Pa1007372

写真は、今話題のキトラ古墳壁画が発掘された現場の様子です。石室への入口には古墳の発掘と保護を目的とした施設(キトラ古墳仮設保護覆屋)が建てられていました。

キトラ古墳は、古墳時代末期(飛鳥時代:7世紀後半)に造られた円墳で、古墳文化の集大成と言われる古墳の一つです。ただし、もう一つの壁画古墳である高松塚古墳と比べると規模(古墳の大きさ、石室の広さ、壁画の質量)は小さく、被葬者の身分は高松塚古墳よりも低かったと考えられます。

キトラ古墳の壁画は、昨年5月に一部が飛鳥資料館で公開されましたが、現在は公開されておらず今後の公開の予定も未定とのことでした。昨日(2010.10.9)、飛鳥資料館を訪問しましたが写真パネルの展示のみだったので、再公開の際にはぜひ実物を見に再び訪れたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月 9日 (土)

奈良旅行記 vol.7

ヨッシーです。今日から今年最後の三連休が始まりました。今回の長期休暇の行き先は、再び奈良に決定しました。今回は、前回(2010.9.20訪問)の続きで西名阪自動車道以南の史跡を散策します。

1日目は、県南東部の史跡を巡りました。吉野と宇陀は2年前(2008.11.2)に訪問済みなので、今回は山の辺の道が通る桜井市を中心に走りました。

10月9日

自宅 →(塩尻IC~亀山IC)→ 都祁水分神社・来迎寺(奈良) → 仏隆寺・沢城跡・徳源寺(宇陀) → 長谷寺・大神神社・狭井神社・大直禰子神社・慶田寺・箸墓古墳・檜原神社・大兵主神社・談山神社・安倍文殊院(桜井) → 山田寺・飛鳥資料館・大原神社・飛鳥坐神社・飛鳥寺(明日香) → 下市温泉(下市) → 五條・泊

Pa0903492

写真は、談山神社の境内に建つ十三重塔です。石造の小さな十三重塔は全国の寺院でよく見かけますが、大きな木造の十三重塔は国内唯一の建造物であり国の重要文化財に指定されています。

談山神社は、大化の改新(乙巳の変)の中心人物の一人である中臣鎌足を祀る神社であり、「談山」の名は当地で中臣鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿暗殺の密談を行ったことに由来します。また、現在は神社になっていますが、明治時代の廃仏毀釈までは鎌足の菩提寺(妙楽寺)であった名残りを十三重塔をはじめとする多くの寺院建築に見ることができます。

談山神社の境内は、神社建築と仏教建築が見事に融合した文化財建造物の宝庫であり、建造物の色彩や装飾も美しいことから「関西の日光」と呼ぶに相応しいお勧めスポットです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »