2010年10月24日 (日)

南信・東信旅行記 vol.2

ヨッシーです。今日は、茅野市にある横谷渓谷に行ってきました。横谷渓谷は、諏訪湖に注ぐ上川の上流にあって、途中に大小複数の滝を持つ自然豊かな散策ポイントです。

横谷渓谷へは渓流の北側を走る国道299号線(メルヘン街道)から入るのが一般的ですが、ヨッシーは渓流の南側も見てみたかったので県道191号線を登って渋温泉から渓流を渡って国道299号線に入るルートを走りました。

10月24日

自宅 →(塩尻IC~諏訪IC)→ 御射鹿池・横谷渓谷・白樺湖(茅野) → 御泉水自然園(立科) → 大河原峠・旧中込学校(佐久) →(三才山トンネル)→ 自宅

Pa2400032

写真は、県道191号線の明治温泉の入口付近にある御射鹿池です。池とは言っても御射鹿池は自然の池ではなくて、農業用の貯水池として昭和8年(1933年)に造られた人造池です。

池の際まで迫った木々が水面にくっきりと映った様子は、まるで万華鏡を通して見ているように幻想的でした。また、この景色は画家・東山魁夷をも魅了したようで、名画「緑響く」のモデルになったとも言われています。

御射鹿池は、地元の人にしか知られていないマイナーな池ですが、一見の価値は十分にあるヨッシー一押しのビューポイントです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月24日 (土)

南信旅行記 vol.11

ヨッシーです。今週末は、高山植物を求めて富士見町にある入笠山に行ってきました。今年は花芽が形成される6月頃に気温が低下したため、車山高原をはじめヨッシーが毎年訪問している高ボッチ高原のニッコウキスゲも壊滅的なダメージを受けました。そこで、今回は車山高原よりも南方にある花スポットを訪問することにしました。

P72400512

写真は、入笠山の中腹にある入笠湿原です。

入笠湿原は、標高1,730mにある高層湿原で、広さは約1.85haあります。今回が初めての訪問なので例年の様子は分かりませんが、ノハナショウブやコバギボウシをはじめクガイソウ、チダケサシ、ウツボグサなどが咲いていました。

眺望が素晴らしい標高1,955mの入笠山山頂を経て南方に下ると、広さ約12haの大阿原湿原があります。大阿原湿原から入笠湿原へは約1時間で移動できるので、ここまで足を伸ばすのがお勧めです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月10日 (土)

南信旅行記 vol.10

ヨッシーです。先週末に続いて、今週末は下社の御柱祭に行ってきました。下社は元々、上社とは別の神社であったと言われています。

上社は、出雲神・建御名方神が戦いに敗れて信州まで逃げてきた後、降参して庵を結んだ場所(前宮)と言われており、その子孫は神(みわ)氏を称して諏訪大社の大祝を務めてきました。この神氏の分家で軍事を担当したのが上原城の諏訪氏であり、後に諏訪氏は神氏から大祝の座も奪って諏訪大社を本宮に遷して全権を握りました。さらに、武田信玄がその諏訪大社の力を取り込もうとして諏訪氏の姫に子(勝頼)を生ませて家督を譲った話は有名です。

一方、下社の大祝は金刺氏が代々務めていましたが、諏訪氏によって征服されて現在の四社体制になりました。下社もまた建御名方神とその妃神・八坂刀売神を祭神としていることから、金刺氏も元は神氏から分かれた氏族と考えられます。しかし、下社は祭神を春宮と秋宮に半年毎に遷座させる上社とは異なった習慣を持っていることから、金刺氏の誕生は諏訪氏よりもかなり古い時代であると考えられます。

P41002222

写真は、下社の御柱祭のメインイベント・木落しの様子です。最大傾斜角40度の坂を駆け下りる様は人間離れした当に神の所業です。当然、この木落しは命がけの行事なので、坂の下には常に二台の救急車が待機していました。

下社の御柱の曳行路は上社に比べて狭く急坂も多いため、御柱には「めどてこ」が取り付けられていません。そのため、下社の御柱は曳行の一年前に伐採した後、一年間山中で自然乾燥され、7tにまで減量したものを使用します。もし、上社・下社共に曳行に携わる人数が同じであったとすると、上社で使用している「めどてこ」は10-7=3t分(御柱の重量の30%)の労力を軽減させていることになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 3日 (土)

南信旅行記 vol.9

ヨッシーです。今週末からいよいよ4月に突入です。これからは旅に最適な季節なので、行き先を慎重に選んで計画的に行動したいと思います。

今週末は関東地方で桜が満開なので、ずっと延期になっていた鎌倉行きを検討していました。しかしながら、地元の信州では7年に一度の大祭・御柱祭も行われるとあって非常に悩みました。結局、桜は来年も見れますが御柱祭に来年はないということで、御柱祭観光に出かけることにしました。

御柱祭は、信濃国一ノ宮・諏訪大社のお祭りですが、諏訪大社は4社の総称で各社それぞれに4本(4柱)の御柱が建てられます。すなわち、合計16本の御柱が山より切り出されて各社境内まで曳行されて、各社殿の四隅に建てられるまでの行事が御柱祭です。これだけの大仕事なので実質の御柱祭は昨年から今年にかけて一年がかりで行われていて、今週末と来週末はその中でも最大の見所である「木落し」と「川越し」が行われます。

諏訪大社4社は、大きく上社(前宮、本宮)と下社(春宮、秋宮)の2つに分けられます。元々、上社と下社は別々の神社だったので、御柱祭の曳行計画も別々に設定されています。よく知られている勇壮に急坂を滑り落ちる木落しは、下社の御柱祭です。ヨッシーは7年前にも御柱祭を観に行きましたが、その時はまだ上社と下社が別であることを知らなかったので、下社の「木落し」しか見ていませんでした。そういう意味では、今週末の上社の「木落し」と「川越し」はヨッシーにとって初めての経験となりました。

P40303742

写真は、上社の御柱祭の最大の見所の一つ・川越しの様子です。原村の八ヶ岳山麓から上社前宮に至る道中の宮川越えは、御柱曳行の最後の難所です。

上社の御柱には、柱の前後に「めどてこ」と呼ばれるV字型の梃子が取り付けられています。この梃子に人が乗ってシーソーの要領で柱を左右に揺さぶることで、柱の重心を変化させて前進を容易にしています。一見遊びのような「めどてこ」も重さ10tの御柱の曳行には欠かせない重要な役割を担っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月12日 (月)

中信・南信旅行記 vol.3

ヨッシーです。三連休の最終日は、急遽、今話題の分杭峠に行ってきました。分杭峠は、国道152号線の伊那市(旧長谷村)と大鹿村の境にある峠で、世界有数のパワースポット「ゼロ磁場」として有名です。

ヨッシーは伊那市高遠から国道152号線を南下しましたが、峠に近付くにつれて対向車とのすれ違いが困難になる程、道は狭くなります。帰りは県道49号線を駒ヶ根方面に下りましたが、こちらの方が道も広くて早く里に出ることが出来たのでお勧めです。

10月12日

自宅 → 首塚胴塚(塩尻) → 長岡神社・長松寺・田中城址(箕輪) → 竜勝寺・熱田神社・分杭峠(伊那) → 大御食神社・大宮五十鈴神社(駒ヶ根) → 総合公園(宮田) → 羽広温泉(伊那) → 自宅

Pa1201032

写真は、分杭峠の水汲み場の様子です。分杭峠の駐車場の一段上の砂利道を約1km歩いた場所にありますが、三連休の最終日だったため順番待ちの長い行列が出来ていました。また、連休中ずっとテント生活をしているらしいグループも見られました。

目的のゼロ磁場は、駐車場から斜面に作られた狭い通路を50m程下りた場所にあります。狭い斜面には谷に向かって段々状の腰掛場が設けられていて、そこに座って読書をする方や音楽を聴く方、居眠りをする方などで満席になっていました。癒しを求める人々のあまりの多さに、現代日本の病みの深さを感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月25日 (土)

南信旅行記 vol.8

ヨッシーです。先週末に引き続き、今週末も車山高原にニッコウキスゲを見に行ってきました。今週末も天気は不安定で、雨が止んでも霧が晴れなかったので、残念ながら見渡す限りの花畑を望むことは出来ませんでした。

P72500042

写真は、 車山高原の肩で撮影したニッコウキスゲです。ニッコウキスゲの黄色にピンク色のアクセントを付けている小さな花は、ハクサンフウロ(白山風露)です。

ハクサンフウロは、高原の草地に生えるフウロソウ科の一種で、7月から8月にかけて紅紫色の花を咲かせます。名前は、石川県の白山に由来するもので、中部地方の高原ではよく見かけます。地域によって花の色合いが異なるため、花の形を知らないと別の花に見えます。この八ヶ岳中信高原一帯でも、美ヶ原高原には濃いピンク色のものが多く、高ボッチ高原には白花のもの(シロバナハクサンフウロ)もあります。

ニッコウキスゲについては、昨年の記事(2008.7.19)をご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月20日 (月)

中信・南信旅行記 vol.2

ヨッシーです。折角の三連休も悪天候でしたが、最終日になってようやく日差しが戻ってきました。久しぶりの晴れ間でしたが湿度も上がって蒸し暑くなってきたので、涼を求めて高原にドライブに出かけました。高原の気温は平地に比べて7~8℃程低く、体を動かして丁度良いくらいの快適な気候でした。

7月20日

自宅 → 大宮八幡宮・鉢伏山・高ボッチ高原・塩嶺御野立公園(塩尻) → 浪人塚・八島湿原・御射山神社(下諏訪) →  車山高原(諏訪) → 自宅

P72001702

写真は、霧ヶ峰湿原植物群落の1つである八島ヶ原湿原植物群落の様子です。標高1,632mの高所にある広さ34.715haの高層湿原で、国の天然記念物に指定されています。

高層湿原は、低栄養の酸性土壌に低温・低酸素という過酷な自然条件のため枯れた植物が分解されずにそのまま炭化蓄積した結果、盛り上がった特殊な湿原です。この泥炭層の厚さは最大で8.5mあって、1万年以上かけて蓄積されたものと考えられています。

八島湿原の中には、平安時代から江戸時代まで行われてきた諏訪大社下社の神事の1つである騎射の競技場跡(御射山神社)もあって、自然だけでなく歴史的にも重要な場所です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 7日 (土)

南信・愛知・静岡旅行記

ヨッシーです。冬もいよいよ終盤の三月に入りました。それでもまだ今月一杯は雪が心配なので、旅先は南方が中心です。再来週に三連休があるので、間隔を考えて今週末思い切って旅に出ました。今週末と三連休とで、12年前にヨッシーが住んでいた懐かしい東海エリアを巡ってみようと思います。

今回は、愛知県の三河方面に出かけました。昨年(2008.2.16訪問)に三州街道から三河に入ったことがあるので、今回は天竜川に沿って下る遠州街道を走ってみました。

3月7日

自宅 →(塩尻IC~飯田IC)→ 松尾鈴岡公園・文永寺・開善寺・旧小笠原家書院・興徳寺(飯田) → 大山田神社(下條) → 八幡神社(阿南) → 鳳来寺(愛知・新城) → 井伊谷宮・龍潭寺・宝林寺・方広寺・摩訶耶寺・浜名惣社神明宮(浜松・北区) → 浜松温泉(浜松・中区) →(浜松西IC~豊川IC)→ 豊川・泊

P30701182

写真は、鳳来寺の境内に建てられていた東照宮の本殿です。この東照宮の本殿および拝殿は、江戸初期の芸術的建造物として国の重要文化財に指定されています。

鳳来寺は、大宝2年(702年)に利修仙人が開いた真言宗五智派の本山です。古くから信仰されてきた三河国の古刹であり、徳川家康の母・於大も当寺に祈願して家康を授かったと伝えられています。この縁から家康の死後、当時の将軍・家光が造営を命じ、子の家綱の時代・慶安4年(1657年)にようやく完成したのがこの東照宮です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 4日 (日)

南信旅行記 vol.7

ヨッシーです。今日で正月休みも終わりです。昨晩から早朝にかけて高速道路の深夜割引を利用して、信州に帰ってきました。そして、遅れ馳せながら信州での初詣に、信濃国一ノ宮・諏訪大社上社本宮(諏訪市)に行ってきました。お正月の参内は初めてでしたが、国内屈指の神社らしく多くの人と屋台で賑わっていました。

1月4日

諏訪大社上社本宮・法華寺 → 片倉館

F10000072

写真は、ライトアップされた片倉館です。お正月用に飾られたイルミネーションが洋館・片倉館を美しく引き立てていました。

片倉館は、昭和3年(1928年)に製糸業者片倉家によって建てられた温泉施設です。当時の片倉家は、シルクエンペラーと呼ばれ世界にも知られる一大財閥でした。そして、片倉財閥(片倉工業)の創業50周年を記念して欧米企業の社会貢献を参考に建築されたのが片倉館です。

片倉工業は、国の重要文化財であり世界遺産の候補にも挙げられている富岡製糸場(2008年5月4日訪問)を所有していた企業でもあります。そして、この片倉館も諏訪市の有形文化財に指定されています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月19日 (土)

南信・東信旅行記

ヨッシーです。三連休の初日は、満開を迎えたニッコウキスゲを観に車山高原のビーナスラインを走ってきました。連休にも関わらず意外に道が空いていたので、のんびりと景色を堪能することができました。

7月19日

自宅 → 車山高原(諏訪) → 美ヶ原高原(長和) → 自宅

P7190030

写真は、黄色く染まった車山(霧ケ峰)高原・車山肩の景色です。黄色く見えるのが、車山高原を代表する高山植物・ニッコウキスゲ(日光黄菅)の花です。

ニッコウキスゲは、高原の湿地帯に群生するユリ科植物で、7月下旬から8月上旬にかけて黄色い花を咲かせます。決して派手ではありませんがユリ科らしいラッパ形の花弁が美しい一方、朝に開花してから夕方には萎んでしまうという一日花故の儚い宿命を負っています。

長く寒い冬を耐え抜いて、この短い夏に一日限りの美しい花を一気に咲かせるニッコウキスゲに桜と通じる日本の美と精神を感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)